【読書】Quit Like a Millionaire
本を読み始めただけなのですが。^^;
きっかけ
FIRE (Financial Independence Retire Early)ムーブメントなるものがあるそうです。自分の理解では、「倹約して貯蓄を増やし複利で生活できるようになり、早くサラリーマンから引退しよう」という内容のようです。違っていたらすみません。
これに関するYouTube動画はたくさんあるのですが、そのなかで Kristy Shen (クリスティ・シェン)さんの本を知りました。それがこの本です。
原書の古本を買いました。まだ前書きと第1章を読んだだけですが、印象をメモします。
まず、彼女は中国からカナダへ7歳のときに移住したそうです。英語は移住後に勉強して身に着けたのだと思いますが、とても雄弁で迷いが一切ない強い語り口に印象を受けました。
第1章 Blood Money を読んだ
第1章では、自身のScarcity mind-set から彼女のドグマに至るまで書かれています(Scarcity は欠乏の意)。ページ数はp3 から p9なのですが、英語に慣れないため、気が付くと1時間もかかりました。けれど満足しています。
アウシュビッツ解放時、毛沢東の文化革命のときの農村での飢饉で父が経験された話を書いています。科学的知見と歴史です。収容所で飢餓状態にあった人が解放されて食事をしたおころ消化不良でショック死したこと、飢餓状態にあると食料に関することのみに反応することが実験で示されていると。それから自分の体験を紹介し、
.... the Scarcity Mind-set taught me the three lessons that would eventually turn me into a millionaire: Money is the most important thing in the world. Money is worth sacrificing for. Money is even worth bleeding for.
と結んでいます。
とても簡潔な言葉で書いています。中学生でも理解できるくらい。それでいて、軽い言葉で感想を述べられないほど、「本気」でお金に立ち向かっている気迫に圧倒されます。
私は、自分を大切にする、自分の信念に忠実、そういう強さを感じているのかもしれません。前書きで科学的知見や史実に対応する経験を紹介し、教育を受けていることや自分で学んだことを堂々と書いています。遠慮は一切ありません。
本の続きは財テクなのか体験談なのか分かりませんが、少なくともここまではとても読み易かったです。もう少し続きを読んでみようと思います。
こちらに作者が映っている動画がありました。
強さと厳しさを感じます。
こちらに日本語による解説もあります。もともとこの動画で本の存在を知りました。
取り急ぎ、ここまで。 (2020/08/08)
恥ずかしいマイ単語帳 (途中で辞書で引いたもの)
English | 日本語 |
---|---|
wage | 賃金 |
rations | 食料、配給 |
preoccupation | 夢中、没頭 |
agrarian | 農民、地主 |
blade of grass | 草の葉 |
clay | 土、粘土 |
goddess of mercy | 慈悲の女神 |
bowel blockage | 腸閉塞 |
confiscate | 没収する |
obsessive | 強迫 |
bullied | いじめられた |
thrift-shop | リサイクルショップ |
smack | ぴしゃりと叩く |
gasp | 息を飲む |
fess up | 白状する |
applaud | 拍手する |
fess up | 白状する |
fathom | 推し量る |