見学:地球観測センター 秋の一般公開

本日(2019/10/19)、地球観測センターを見学しました。東武東上線の高坂駅から無料のバスに乗りました。駅から地球観測センターまでは、わりと遠かったです。(バスに乗っていた時間の個人的な感覚)同乗していたのは、親子ずれが一組だけ。

センターについては午後3時過ぎですが、所員の方がとても丁寧に説明してくださりました。おじさん一人で行ったのに対応して頂き、この場でお礼申し上げます。子供たちに夢を与えることができていたら良いですね。4:25発の最後の無料バスで帰りました。

日本はいくつかの衛星を運用していますが、ここ鳩山の地球観測センターは、日本の衛星通信の中で受信する役割を主に担っているようです。展示の全部は回れませんでしたが、ここで実際に受信している衛星と衛星から観測したデータについての紹介展示がありました。f:id:xtkd:20191019222207j:plain

最初にアンテナの展示があり、続いて気候変動観測衛星「しきさい」の最近の観測結果が紹介されていました。「しきさい」はJAXAの「地球環境変動観測ミッション」のためのもので、打ち上げられたのは2017年だそうで、わりと新しいのですね展示では。台風19号の前後の写真もありました。所員の方からは、プランクトンの量、流氷の移動の様子が見れている所を説明いただきました。展示は画像だけだったので、所員の方に説明していただけて良かったです。

そのあと、「だいち」による衛星画像からつくられた3Dモデルを3D眼鏡で見るという展示がありました。だいちはALOSという衛星のようで、「だいち2号(ALOS2)」が現役のようです。カメラは3つ積んでいて、視差のある画像から3Dモデルが作られるそうです。その光学系が「プリズム」PRISUMと呼ばれているようです。

帰宅後にEROSのホームページを見てみましたが、いろいろなオープンデータがあるんのですね。知りませんでした。可能性を感じます。勉強になりました。