アクティビスト・フォーラムを聴講

2019年5月19日(日)にマネックス・アクティビスト・フォーラム秋葉原の会場に行き、後半だけ話を聞きました。今回の講演の中継動画はリアルタイムに無料配信されたようです。

責任ある機関投資家

何となく「投資のすすめ」のセミナーと思って参加しましたが、少し違いました。今回のセミナーには「アクティビスト」という単語がタイトルに入っています。これは「もの言う株主」として、会社の経営に対して議決権を行使する(提案と実行を求める)株主のことのようです。 講演を聞きながら気が付いたのですが、聞いた範囲では「株主として議決権行使を有効に活用しよう、講演をしているファンドはどのように株主として企業に株主としての権利を行使しているか」を紹介されていました。

講演の中で、何度かスチュワードシップ・コード という単語が出てきました。調べてみると、平成29年には金融庁の有識者検討会もあり、日本版スチュワードシップ・コード案が作られています。タイトルは、

「責任ある機関投資家」の諸原則 ≪日本版スチュワードシップ・コード≫ ~投資と対話を通じて企業の持続的成長を促すために~

とあり、内容もタイトル通りのものなのでしょう。(読んでません。汗)

アクティビストの講演

講演をされた方の会社名のメモを書いておきます。

共通の提案パターンとして、「取締役に株主を持たせ、株主還元を多くすることを要求」というのがありました。今回紹介された情報は各社がWebで公開しているものですが、私はどれも初めて聞くもので面白く聞かせていただきました。

雑感

自分が株主提案できるほど株を持つことはないでしょう。が、議題については自分なりに考察して議決権は行使するようにした方が、感覚的に株を株買っている今よりは経営を理解しての投資ができるようになる気がします。そのために、もう少し勉強が必要、特に情報を得るためのネットワークが大切だと改めて思いました。友達をいないから、まずはそこからかな。